吹田市議会議員じゃないけれど吹田市政を改革している会社員。ようこそ世界と吹田市の最先端へ。2015吹田市議会議員選挙で当選した議員(任期は2019年まで)や、吹田市役所を動かしたことなどを記録している吹田市民のブログです。

2017年10月3日よりカウンターを設置しました。現職吹田市議会議員や有識者も読んでいる重野(じゅうの)ブログへようこそ。筆者は日本政府が国際連合教育科学文化機関に拠出した信託基金事業に係る 国際連合教育科学文化機関からの助成を受けて ACCUユネスコ・アジア文化センターが実施した事業に参画し、街づくりに関する調査研究を行って参りました。市政に関するご要望については、平日日中働いているためご対応が難しい場合もありますので、その点はご了承下さい。本ブログ各記事の転載・転用は部分的な引用も含め禁止します。

地震で被災したメイアシアターの改修工事に関する責任の所在が吹田市議会で取り上げられています。

皆さん、こんにちわ。

吹田市の元気な会社員、重野恵子(じゅうのけいこ)です。

 

本日より吹田市議会9月定例会の代表質問が始まっています。

 

メイシアターの改修工事や

改修工事に関する後藤圭二吹田市長の政治判断に関しては、

既にMBSがニュースとして報じたり、スイタウェブさんが記事にしたり、と

各種さまざまなところで取り上げられており、

このブログの読者様は吹田市リテラシーが高いと思われるので

それそのものについては割愛します。

(※おさらいしたいよ っていう方はスイタウェブさんのこちらの記事をどうぞ。

https://www.suitaweb.net/articles/maytheater-closure/

 

後藤圭二吹田市長の政治責任が厳しく追及されて然るべき、大大大問題です。

「自分で責任とります」って仰ってますもんね。

 

9月定例会でもメイシアター、あるいはその被害の責任の取り方については

各会派代表質問・各議員が取り上げている、又は取り上げる予定のようです。

http://www.city.suita.osaka.jp/var/rev0/0251/0636/43009-contents.pdf

 

上記リンク先の発言通告によると

市長与党の自民党はどうやら代表質問としては全く取り上げないようです。

自民党の代表質問の質問項目はかなり具体的に書かれており、

メイシアターが出てきそうにはありません。)

 また、市長与党の自民党議員は、個人質問としても

議会で取り上げる気配は全くありません。

(もしかしたら項目の「その他」に含まれるのかもしれませんが、

自民党議員は議会の場では、誰も一切触れないのかもしれません。

 

◆◆◆

 

「事前に予測されていたことなのに、

何故防げなかったのか。

「開館中に地震が発生していたら複数の死者が出ていた可能性もある。」

メイシアターで開催予定だった楽しみにしていた

イベントがキャンセルになってしまった」

「またメイシアターを休館するとなると、

その期間は収入が入ってこなくなってしまう」

メイシアターというのは吹田市が100%出資している法人によって

運営されており、

法人の役員は春藤副市長(元吹田市職員)や、吹田市の元副市長、

教育委員会委員長が務めています。いわゆる天下り団体。

 

本件について、多くの市民の皆さんが

残念に、また腹立たしく思っていらっしゃるのではないでしょうか。

◆◆◆

 

メイシアターがこのような状況になっているのは、

吹田市長側に責任があるのは言うまでもありませんが、

吹田市議会側にも責任があります

今回のことを見越して、議員がまとまって何らかの議案を作成し

可決するなりし、市長側に然るべき行動をとらせていれば、

今回のことは防げていたと私は考えます。

 

吹田市議会の議事録で

メイシアターの改修工事や耐震性に関する部分について、

地震発生前に、どの議員がどのようにとりあげていたか、

適当に調べてみました。

 

・吹田新選会 後藤議員、石川議員、足立議員

平成28年9月定例会 9月13日 02号の議事録

吹田新選会 後藤議員は、

「財政的な見地からメイシアターの改修工事そのものを

数年延期することを選択肢の一つとして提案」しています

これは吹田新選会の会派を代表しての質問なので、

石川勝議員、足立ノブカツ議員も、選択肢として提案することに同意している、

という風に受け止められます。

 

私は、財政支出が一時的に多くなっても、

必要な設備投資や改修等は必要なタイミングで行うべきと考えます。

 

・吹田新選会 石川議員

 平成28年9月定例会 9月15日 04号の議事録

吹田新選会 石川議員は、メイシアターの改修工事の工事費と、

その見込み額の差耐用年数今後の改修見込み額について確認しています。

また、再検討の必要性については後藤圭二吹田市長と理事者に対して

確認しています。

 

公明党 浜川議員

平成28年9月文教市民委員会 9月20日

公明党浜川議員は、メイシアターの改修工事をすることによって、

メイシアターが避難所としても使用できるのか確認しています。

天井の耐震化にもしっかりと言及されています。

事前にちゃんと議会で取り上げてくださっていたんだな、と思いました。

 

公明党 浜川議員

平成29年3月文教市民委員会 3月10日

公明党浜川議員は、メイシアターの入札方法についても取り上げられています。

 

 

個人的には浜川議員の指摘されていた通り、

入札のやり方も、好ましい方法ではなかったのではないか、と思います。

今のメイシアターを造られたところは、

この工事に入札したかったけれども

入札方法の制限により入札できなかった、というようなことを、

私は市民の方から伺っています。

 

・吹田新選会 石川議員

平成29年3月文教市民委員会 3月10日

天井のやりかえの必要性等について、取り上げられています。

事前にちゃんと議会で取り上げてくださっていたんだな、と思いました。

 

公明党 浜川議員

平成29年5月文教市民委員会 5月25日

メイシアターの耐震基準について確認されています。

 

・当時一人会派 五十川議員

平成29年5月文教市民委員会 5月25日

メイシアターの安全性、特に天井部分について取り上げられています。

事前にちゃんと議会で取り上げてくださっていたんだな、と思いました。

 

大阪維新の会 斎藤議員 

平成29年5月定例会

代表質問なので、他の維新の議員さんも同じ考えかと思います。

メイシアターの天井の危険性について指摘されています。

事前にちゃんと議会で取り上げてくださっていたんだな、と思いました。

 

・当時一人会派 梶川議員

平成29年5月定例会

吹田市は市民の代表者である議員に対し、

メイシアターの改修の今後の展望について、

説明を拒んでいた」ことを取り上げています。

 

・当時一人会派 池渕議員

平成29年5月定例会

メイシアターの天井が落下した際の懸念について、指摘されています。

事前にちゃんと議会で取り上げてくださっていたんだな、と思いました。

 

日本共産党 玉井議員

 平成29年5月定例会

会派を代表する意見だったので、他の共産党の議員さんも同じ考えかと思います。

この時、はっきり天井の耐震化の工事が実施されないことを述べられた上で

議案に反対されていました。

 

・当時一人会派 馬場議員

平成29年5月定例会 

メイシアターの改修工事の落札業者が決まっていないのにもかかわらず、

リニューアルオープン後のメイシアターの予約受付を開始した

吹田市の浅はかさについて指摘されています。

事前にちゃんと議会で取り上げてくださっていたんだな、と思いました。

 

◆◆◆

 

 ふー疲れた。漏れている議員さんや、議員さんの活動もあるかもです。

これだけ多くの議員さんが繰り返し取り上げていたにもかかわらず、

後藤市長率いる吹田市政はメイシアターを大問題にしてしまいました。

 

特に、馬場議員が取り上げていた

メイシアターの改修工事の落札業者が決まっていないのにもかかわらず、

リニューアルオープン後のメイシアターの予約受付を開始した

吹田市の浅はかさ」は、やはりどうしようもなく浅はかだなと思いました。

再々入札ということもできたはずですし。

 

吹田市議会議員の方々は、

このような問題になる前に、まとまってアクションを起こすことができたので、

大きな政治判断を伴うことではあったものの、

市長側に裁量を大きく残す形での付帯決議や請願などは可決できたと思います。

請願に至っては、議員一人と市民一人がいれば技術的には議案として出せるので

一人会派でも採用できた手法です。

 

 あと、議会に関しては、付託する委員会についても、

工事に関する事柄もあったので文教市民委員会だけではなく

建設委員会にも付託するとか、合同で委員会を開催すればよかったのと思います。

工事に詳しい議員が建設委員会にいたのに、

何故文教市民委員会のみで扱ったのかという疑問も。

余談ですが、吹田市議会は定例会の質問日に議員が質問できる時間が

25%削減されています。

議員の議会活動そのものを議員自ら縮小しようという

傾向があるのではないかということが疑問視されています。

 

この間の地震で、メイシアターの安全性が十分でないことによって

死傷者が出なかったことが、本当に不幸中の幸いです。

 

市民に市政の状況を伝えるのも

議員の自発的な仕事のうちの一つと私は思います。

このようなメイシアターの状況について、

調査や情報の公開を進んで行われている五十川議員や、

発信力自体はそれほど強くないにしても

積極的に情報の公開をされていた大阪維新の会の斎藤議員は

好感がもてました。