吹田市議会議員じゃないけれど吹田市政を改革している会社員。ようこそ世界と吹田市の最先端へ。2015吹田市議会議員選挙で当選した議員(任期は2019年まで)や、吹田市役所を動かしたことなどを記録している吹田市民のブログです。

2017年10月3日よりカウンターを設置しました。現職吹田市議会議員や有識者も読んでいる重野(じゅうの)ブログへようこそ。筆者は日本政府が国際連合教育科学文化機関に拠出した信託基金事業に係る 国際連合教育科学文化機関からの助成を受けて ACCUユネスコ・アジア文化センターが実施した事業に参画し、街づくりに関する調査研究を行って参りました。市政に関するご要望については、平日日中働いているためご対応が難しい場合もありますので、その点はご了承下さい。本ブログ各記事の転載・転用は部分的な引用も含め禁止します。

日本国憲法と国会法のお話。与党の実現させる気が感じられない臨時国会の開催期限の明記について。

皆さんこんにちわ、吹田の元気な会社員、じゅうのけいこ(重野恵子)です。

 

森友学園問題については一年以上前からニュースになっていましたが、

そもそも何故、未だに森友学園問題が世間を騒がせているのでしょうか。

少し関係がある、憲法臨時国会に関する規定について触れてみたいと思います。

 

日本国憲法の第53条において、

『内閣は、国会の臨時会の招集を決定することができる。

いづれかの議員の総議員の四分の一以上の要求があれば、

内閣は、その召集を決定しなければならない。』と定まっています。

しかし、現行の憲法においては、いつまでに臨時国会を開催しないといけない

という開催期限は定まっていません。

従って、衆議院又は参議院のどちらかの議員の四分の一以上の要求があっても、

ずるずると開催を引き延ばすことができてしまいます。

 

2017年においては6月下旬臨時国会の開催の要求がありましたが、

憲法に開催期限が明記されていないのをいいことに、

皆様ご存知の通り、

臨時国会の開催はずるずると約3か月間、先延ばしにされてしまいました。

結局臨時国会は2017年9月28日に開催されましたが、

その日に衆議院が解散されました。

次に国会が開催されたのは11月1日なので、約120日間(=1年の約3分の1の期間)

実質的に先延ばしにされました。

 

2018年3月20日現在、自民党が公開している日本国憲法改憲草案の第53条は、

『内閣は、臨時国会の招集を決定することができる。

いずれかの議員の総議員の四分の一以上の要求があったときは、

要求があった日から二十日以内に臨時国会が召集されなければならない。』

となっています。

こちら、自民党が野党だった時代に作成した憲法草案にも、

20日以内の開催期限は記載されていました。

自民党は、自分達の内閣が守らなかった

憲法改正草案を作られているのだな、と感じました。

 

さて、憲法改正が発議され、国民投票を実施するとなると

数百億の税金が遣われるという試算があります。

臨時国会の開催期限についてはわざわざコストや手間のかかる

憲法改正を行うのではなく、

国会法を改正すればよいと考えます。

国会法においても臨時国会の開催期限が規定されています。

国会法の改正を行おうと思えば与党で行えるのに、

それを行わない与党って一体、と感じました。

 

ご参考までに、国会法

『第二条の三 衆議院議員の任期満了による総選挙が行われたときは、

その任期が始まる日から三十日以内に臨時会を召集しなければならない。

但し、その期間内に常会が召集された場合又は

その期間が参議院議員通常選挙を行うべき期間にかかる場合は、この限りでない。

2 参議院議員通常選挙が行われたときは、

その任期が始まる日から三十日以内に臨時会を召集しなければならない。

但し、その期間内に常会若しくは特別会が召集された場合又は

その期間が衆議院議員の任期満了による総選挙を行うべき期間にかかる場合は、

この限りでない。

第三条 臨時会の召集の決定を要求するには、

いずれかの議院の総議員の四分の一以上の議員が連名で、

議長を経由して内閣に要求書を提出しなければならない。』

 

参考記事など

野党4党:早期の臨時国会を要求 政府・与党は消極的 - 毎日新聞

https://jimin.ncss.nifty.com/pdf/news/policy/130250_1.pdf